東京に、今日帰ってきました。
悪夢が現実になったような感じで、
テレビで見ていた以上に、実際に見て、悲しかった。
家族といると、みんな悲しい感じで話していなかったし、泣けなくて我慢していたけど、
新幹線に乗って一人になった途端声を殺してわーわー泣いた。
何が悲しかったかと言うと、いちばんは住んでいた場所が全く壊滅してしまった、その光景。
跡形なく、面影もなかったこと。
確かに目をつぶると今は家や工場があるうちの地区があったこと、その風景を思い出すことができるのに。
だんだん、その風景さえも思い出すことのできない日がくるんだろうな。
そんなローカルな近所の以前の写真なんか、探してもないだろうし。
正直、地震後にテレビで地元の光景を見たときの何倍か位悲しくて、明日仕事どころじゃない・・・
そして、もう地元には住まないと思う、という事実を聞いたこと。
だからといって、住みたいか、と逆に聞かれると私も何も言えない。
だけどもう戻れないんだなぁと思うととてもとても悲しい。
海のそばにはもうこわいし住みたくない、両親に住ませたくない、けど海は大好きだし、潮風のにおいの中育ったし・・・海沿いの暮らしは大切だった。
一日中勝手に涙が出てきたし、そのせいで目はぱんぱんだし、この調子じゃ、明日仕事中も勝手に涙出てくるわ・・・
そんな地元を置き去りにしてくるように東京に戻ってきたことも悲しい。
早く、せめて、住んでいた県に戻りたい。
そして同じ県の人と一緒にいたい。
さみしい。
きっと時が解決してくれるんだろうな・・・それでも風化はさせてはいけないね。
しばらくまた考え込むことにします。
思う存分泣けば立ち直ります!今までもそうだった!