なーんにも変わらない東京。
普通の生活。
だけど地元は町がぐちゃぐちゃ、
船が道路にあったり、
実家のあった近所はなーんにもない、
だけど瓦礫の山があるらしい、・・・
なんだか変な感覚。
想像することしかできない。
だけどどう考えても嘘みたい。
壊れた状態の地元が、近所が、テレビにたくさんうつってる。
すごくすごく心配してくれるまわりの人たち。
当の私はまだ地元に行けてないし、
実家がどうなったのかもわからないし、
家族がどんな生活しているのかも詳しくわからない。
やっぱり、なんだか変な感覚。
両親のこと、すごく心配で頻繁にメール送ったのに、大丈夫としきりに言われるし、こんなときにも私のこと心配してくれるし・・・
本当に大丈夫なのか?
実家の跡地に行った父親が、「家族で貯めでだあの貯金箱どごさいったんだべ?」と話してた。
卒業アルバムとか、母親が作ってくれたテディベアとか、机とか、どこまで流れたんだろうなぁ。
誰か拾って見た人いるのかなぁ。
でも東京は普通なの。
信じられない。


会社から驚くほどのことをして頂いた。
どうやってお礼をしたらいいのかわからない・・・
本当にわからない・・・


テレビから流れてくる地元の方言があたたかすぎるよー。


あの懐かしい風景全部なくなったのかなぁ。
早く確かめたいよ。


でもこんなことで悲しんではいけない。
もっともっと辛い人がたくさんたくさんいるんだ。